活動報告
学校適正配置検討委員会、合同会派研修、県議会議員選挙

平成22年 1月・2月 
● 1月25日   学校適正配置検討委員会
  第7回の学校適正配置検討委員会が開かれた。この委員会は平成20年10月に学校建設委員会が衣替えして作られたものである。私にとっては昨年の6月、2年ごとに行われる各種審議会等の担当を変更するというタイミングで就任したもので、まだ2回目の参加である。 この委員会、今日の少子化という時代的背景と、常総市における小・中学校の耐震化が圧倒的に遅れているという中で、将来の学校統廃合にむけた検討も行わざるを得ないという環境下で作られた。学校建設委員会が学校適正配置検討委員会という名前に変更されたことにも、その性格が如実に現れているといえよう。
  今日少子化の勢いはとまらず、日本の人口も減少に転じたということだが、常総市においてすらこれから小学校の入学生が1学年で2桁を割ってしまうようなことが起こりうるという。聞くところによると今の制度では、1学年で生徒が8名を2年続きで下回った場合には複式学級になるという。過去に福島県の中郷学校というところに視察にいったが、1年生から6年生までで3クラスであった。1・2年、3・4年、5・6年のクラスである。複式学級というのは1人の先生が2学年を1クラスで教えるということだ。私は以前から1学年で2桁を割るような状況では、小学校の統廃合もやむなしという立場だが、スクールバスによる通学など条件整備に努め、新たな方向を探らなければならない時代に来たということかもしれない。

● 2月16日〜17日    合同会派研修
  市民会議との会派合同で八丈島を訪れた。研修の目的は自然エネルギーである。地熱や風力を利用した発電などの取り組みについて、八丈町役場を訪れ説明をうけた。八丈島といえばずいぶん南方の島というイメージだが、四国の室戸岬と同緯度で冬には結構寒い日も多いという。地熱発電を利用した温室などで花卉園芸に取り組んでいるが、本土への出荷は輸送コストもかかりなかなか厳しいようである。
  この八丈島、NHKで放送されたひょっこりひょうたん島のモデルの島ということだが、山が2つのちょうどひょうたんの形をした島なのだ。八丈島という島は南海の孤島で、その昔は島流しにされた島として有名な島である。しかし今日では光ファイバーという情報インフラも全島に張り巡らされているということで、さすがに東京都八丈町である。しかし、島の産業は農業に漁業、クサヤや焼酎などの加工業のほかは観光事業ということで、魅力ある仕事が少ない。そのため高校を卒業すると子供達はそのほとんどが本土に渡ってしまうということで、島人口に占める20代が圧倒的に少ないという。ここにもまた大きな過疎の問題があった。

● 2月28日    県議会議員選挙
  五木田県議会議員の突然の逝去にともなう県議会議員の補欠選挙が実施された。五木田県議会議員は1月17日、中妻町の寺前地区の新年会に出席の予定で、私もお招きいただいていたため同席の予定であった。この日遅れてくるのだろうと思っていたがとうとう参加できず、午後にはくも膜下出血ということでまさに突然の訃報となったものである。人生何が起きるか分からない。氏は私が市議会議員となったとき2度目の議長を勤められた大先輩である。心からご冥福をお祈りしたい。
  今回の補選、地元三妻地区においては、蔵持地区に建設が申請されている産業廃棄物処理施設建設の問題があり、私もかねてから反対の立場を表明しているので、建設反対の公約を明確に掲げた遠藤候補を応援したところである。結果的には建設反対が全地区的な政策テーマとはならず、惜敗したことは 残念であった。当選された神立氏には若い力で地域のために頑張ってもらいたい。

● その他
  1月、新年会いろいろ。 6日、賀詞交歓会。 10日、消防出初式。 25日、懲罰委員会。 30日、JA-OB会総会。 2月12日、懲罰委員会。 22日、行政懇談会。 25日、国民健康保険審議会。


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