活動報告
定例議会、ふるさと秋祭り、行政視察

平成21年 9月・10月 
● 9月 2日〜24日   定例議会
  9月の定例議会では平成20年度の決算とともに、10億円に及ぶ補正予算が提案され可決された。補正予算の主なものは国の補正予算に伴う交付金を財源として、市のすべての小・中学校をネットワ−ク化し学校情報資産の確かで安全な運用を図るための費用で3億円。また、学校校舎や体育館の耐震補強工事費等も計上され、教育関係予算で全体の3分の2を占めている。これらの審議と同時に、私の所属する環境経済委員会では、旧石下町蔵倉持地区に計画されている産業廃棄物処理施設の建設に反対する地元住民の請願があり、計画地の現地調査を実施、全会一致で請願の採択を決めた。計画地から見た三坂地区はまさに鬼怒川を挟んだ対岸にあり、あらためてその至近距離に驚いたところである。
  一般質問は7日から8日までの2日間で11名の議員が質問に立った。今回私は6年間に及ぶ議員活動の中で、初めて1番での一般質問を行った。今回のテーマは、1.残土による埋め立ての認可と行政指導について、2.廃棄物処理施設の建設に関する意見書の提出についての2つの質問である。(詳細は一般質問のページ) 廃棄物処理施設の建設に関する問題はまさに地元三妻地区の大きな問題であり、地元区長さん方に傍聴のご案内を申し上げたところ、三坂地区を中心に参加していただき、その後の署名活動でも積極的に活動していただき、ご苦労様でした。(結果はトピックスのページ)

●10月18日   ふるさと秋祭り(あすなろの里)
  例年あすなろの里で「ふるさと秋祭り」が行われる。今年は茨城県地域女性団体連絡会から桜の苗木300本の寄贈を受け、あうなろの里に植樹できたことに対し、会に対して感謝状の贈呈式があった。式に先立ち、祭りの内容を見て回ったが、今年の祭りは実行委員会での新たな意見も取り入れ、盛りだくさんのイベントで多くの市民が参加、例年になく盛り上がった祭りとなったようだ。
  メインの会場では、地元小学生やお隣坂東市の市民団体による「よさこいソーラン祭り」や、国際交流文化劇団「曼珠沙華」の踊りなど拍手喝采の1日であっった。(写真はメインの会場の模様)

●10月20日〜22日   行政視察
  毎年この時期に行われる行政視察は各委員会ごとに取り組まれ、全国の優れた取り組み、実績のある市町村を視察研修することになっている。今回、私の所属する環境経済委員会の視察先は、青森県八戸市と五所川原市である。
  八戸市といえば、なにやら若い飛び切り美人の市会議員がいるとかいうことで全国的にも有名らしい。今回は八戸地域広域事務組合で運営している八戸リサイクルプラザが研修先である。ここの特徴は、事業開始と同時に八戸市内の一般廃棄物処理業者等9社に事業協同組合を設立してもらい、その組合に運転管理業務を委託しているということだ。委託料は1億8千万円程度だという。総事業費44億円の近代的な施設で、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の理念の下、自然と共に歩む資源循環型社会を目指して取り組みを広げていた。
  五所川原市は市民農園の取り組みと稲わら償却防止対策についていろいろお話を伺った。青森県といえばりんごであろう。津軽平野を取り巻く丘々に延々と連なるりんご畑。畑中の農道に車を止め、りんご畑で作業する農家の夫婦に現在のりんご農家の現状を尋ねてみた。2ヘクタールの畑にりんごを栽培しているが経営は大変で子供には後を継がせたくないという。これはりんご農家に共通する問題で、後、数年すればりんご農家は激減するだろうということであった。まさに日本農業の縮図の1つがりんご農家であり、ああ、ここでもかという感想を持ったところである。(写真は八戸リサイクルプラザを訪問した環境経済委員会のメンバー)

● その他
  9月 1日 八間掘川維持管理組監査。 12日、鬼怒中学校運動会。(あいさつ) 13日、高齢者福祉大会。 18日、下水道審議会。 19日、三妻小学校運動会。 25日、公民館祭り実行委員会。 10月 4日 豊年こいこい粟島さま例大祭。 10月30日、橋本昌茨城県知事ご当選祝賀会。



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