● 3月10日 鬼怒中卒業式
以前は定例議会中のため、中学校の卒業式には出席できなかったが、合併後、未来を担う子供たちの卒業式には議員として出席し、お祝いを述べられるよう配慮すべきではないかということで、
定例議会中だが、10日の午前中半日間だけ休会となった。私は地元の鬼怒中卒業式に出席し、来賓としての祝辞を述べさせていただいたところである。
こうした機会に出会うと、もう42年も前のことのなってしまったが、自分が三妻中学校を卒業した当時のこと懐かしく思い出す。当時としては大きな農家の長男であった私は
農業高校に進学し、農家の跡取りとしての人生を歩んで行こうと決めていた。そんな私に恩師の中山一郎先生は、「秋田よ、どんな人生を歩んで行くにしても、毎日30分でいいから本を読みなさい。」という贈る言葉をかけてくれた。私は当時、毎日は無理かもしれないが、どんな本でもいいからせめて1週間に1冊、年に50冊ぐらいは読んでいこうと目標を定めたのである。そして、
読んだ本のタイトルだけをノートに記録するというのが習慣となった。1冊の読書はノートの1行にしかならないが、40年も続けていればノートももう2冊目となっている。
月日が流れて今日、映像化社会の到来と同時に活字離れが叫ばれて久しい。映像には膨大な情報が含まれ直截的に情報を取得できるが、そのことが逆に、人々から想像力や考える力を奪っているの
ではないかと危惧されている。温故知新、本には様々な知恵がある。子供たちにはテレビやパソコンばかりでなく、もっと活字にふれてもらいたいと思う。自分の体験を語りながら
未来にはばたく卒業生たちに心からのお祝いの言葉を送ったところである。
● 4月 18日 維持管理組合日帰りバス旅行
農業というものが個々の農家のみで経営できるものでないことは言うまでもない。特にコメ作りにおいては、たんぼが自分の所有するものであっても、用排水等のインフラ整備があって、水を供給してくれる仕組みがなければ米はできない。そしてコメ作りを続けられる環境を維持していくことも大きな課題であることは言うまでもない。
東部土地改良の維持管理組合では、田んぼ10a当たり3千円の管理費を集め、こうした維持管理の仕事を担っている。こうした管理費の中から、地区内にある機場の管理費が各地区に配分されている。本来ならば、「担い手」など機場の管理の大部分を担っている方々の手当てなのだが、一般の農家も参加していることから、集落への配分が慣習となってきた。
この管理費の積み上げによって、今年は日帰りバス旅行が実施された。福島県の温泉旅館でお昼にお風呂に入り、昼食を楽しんで帰宅した。若いころは日帰り温泉なんてとバカにしたが、結構楽しいものである。田植えをまじかに控えた中でのホッと一息の1日であった。
● その他
3月 1日、青少年育成会議グランドゴルフ準備会でそば打ち、昼食。 3日、県西地区市議会議員総会(下妻) 15日、戸定会県西地区総会。 17日、建設委員会の送別会。 19日、三妻小学校卒業式。 25日、三妻シルバークラブ総会、常総衛生組合議会総会。 26日、東部土地改良維持管理組合総会。 28日、三峰講で三峰神社代参。 4月 6日、三妻小学校入学式(あいさつ)、鬼怒中学校入学式。 23日、十家土木で除草剤散布。 24日、常総衛生組合監査。