活動報告
出初式、情報化推進委員会、議会運営委員会研修、合同会派研修

平成21年 1月・2月
●  1月 5日   出初式
  常総市が誕生して4年、広域の消防はいまだ常総広域と西南広域に分かれた対応となっている。また地域の消防団も水海道消防と石下消防ということで、 これまで出初式は別々に開かれていた。今回はじめて一緒の出初式となり、石下の地域交流センターで市全体の出初式が挙行された。地域交流センター の裏には広い空き地があって、放水の実技などを行う場所には事欠かない。底冷えの寒い日であったが、子供たちの演舞(写真)や行進など盛り上がっ た出初式となった。
  昨年の暮れには、水海道商工会と石下商工会の合併も出来、合同の出初式など徐々にではあるが、一体化した常総市に向かって取り組みが進められている ところかと思う。しかし、これからの課題も山積といったところで、やはり時間はそうとうかかりそうである。

●  1月27日  情報化推進委員会
  ケーブルテレビのJ:COMが、常総市に参入したいということで情報化推進委員会が開かれた。ブロードバンドの拡大については早期実現のため、いろいろと 意見してきたところではあるが、光ファイバーの施設拡大にはその投資効果等いろいろと問題があって、村部への拡大が大きな課題として残っている。
J:COMを招き話を聞いたところ守谷市まで供用を拡大、さらに北上して常総市でのサービスを本年7月ごろからスタートさせたいとのことであった。 J:COMではNTTのBフレッツとは別に、独自の光ファイバーを設置してサービスを行うという。こうした取り組みは大いに歓迎するところであり、ソフト分野 のサービスが拡大しなければ、ブロードバンドの本格的な普及にはつながらないと常々考えていたところであり、大いに頑張ってほしいと励ました。
  ただ、当面の供用区域は旧水海道町内と中妻地区の市街地に限定されている。市街化区域である中妻地区にはどうしてBフレッツの供用が無いのかと怒っていたところだが、この地域にJ:COMがやってくることははなはだ喜ばしいことである。また、このことはブロードバンドの拡大に一定の競争関係をもたらし、全地区の早期実現を呼び込んでほしいと思っているところである。

●  2月 4日〜5日   議会運営委員会研修
  各委員会や会派の代表で議会運営委員会が構成されている。今年の議運の研修は議会のインターネット中継と一般質問についてということで、神奈川県の小田原市議会を訪れた。
  常総市における一般質問のやり方は、まず壇上にて一括質問を行い、すべての答弁を聞いた後、自分の席で再質問を行う。そして質問は再々質問までの3回という制限があり、時間の制約は無い。質問が何問もある場合には、数問の質問、それら数問にたいする答弁、そしてまた数問の再質問、それら数問対する答弁、さらに再々質問・・・・と続き、あっちへいったりこっちへいったりと議論がかみ合っていないような感じもあり分かりにくい。
  そこで、1問1答方式を取り入れてはどうかということで、研修をしてきたところである。やはり質問は1問1答方式で分かりやすい議論を展開し、 当然質問回数というより、時間の制限があってしかるべきと思う。
  帰ってからの議会運営委員会で、これから質問時間のわかる時計を導入、答弁の時間は別に質問のみで40分の時間制限を設けようとの意見が大勢を占め、早期に一般質問のやり方を検討しようということになった。
  (写真は小田原市の議場と議運のメンバー)

●  2月16日〜18日   合同会派研修
  4つの会派合同で研修会が実施された。研修はフィルムコミッション事業の展開について岡山県倉敷市を、さらに四国に渡って、いま旬な話題である雇用の確保というテーマ、地域おこしに早くから取り組んでこられた愛媛県西条市の「西条産業情報支援センター」を訪れた。
  このセンターで運営する「食の創造館」は地域ブランドづくりの拠点としての役割を担っている。西条市は県下有数の農業地帯であるが、食料品の原材料のみを提供する1次産業にとどまることなく、食品加工(2次産業)や流通・観光(3次産業)を一体化した総合産業(6次産業)の創出をすすめ、「四国の食料産業拠点・西条」の実現に取り組み、こうした中で地域の雇用を創出し、豊かなまちづくりにまい進しているという。
  西条市の見事な取り組みに触発され、議論沸騰の研修会であった。(写真は参加メンバー)

● その他
  1月全般 新年会いろいろ。 9日、賀詞交換会。 16日、都市計画審議会。 23日、常総衛生組合監査。 25日、JAOB会総会。 2月1日、中学校同窓会。 20日、行政懇談会。 24日、議会運営委員会。


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