●10月 9日 国道294号4車線化期成同盟総会、きぬふれあい道路促進期成同盟総会
道路の問題については、その必要性と財源の問題が全国的なテーマとして議論されているところである。しかし車社会の今日、わが常総市においても基幹道路の整備促進は、住民の大きな期待のある政策課題であるといえるのでは無いだろうか。この日、国道294号4車線化ときぬふれあい道路促進の期成同盟総会が常総市の市民会館会議室で行われた。私も常総市建設委員長の代理としてこの2つの総会に出席したところである。
総会の会長は常総市の市長ということで、長谷川新市長が就任。つくばみらい市、下妻市、八千代町など関係市町村の執行部、県議会議員の先生方、国土交通省の関係者などが一同に会し、茨城県西の基幹道路である国道294号線やきぬふれあい道路について、早期に4車線化や整備開通が図られるよう決議したところである。とにかく茨城県の財政状況が厳しいということで、平成21年度の国道294号4車線化の伸張はいくらも望めないという。圏央道や国道294号線という首都圏を取り巻く基幹道路は、地元の要望ばかりではない首都圏の渋滞緩和に大きく貢献するであろうことが予想される。もっとも優先度の高い道路ではないかと思うところであり、早期実現を願いたい。
●10月21日〜23日 行政視察
毎年この時期に行われる行政視察は各委員会ごとに取り組まれ、全国の優れた取り組み、実績のある市町村を視察研修することになっている。今回、私の所属する建設委員会の視察席は、富山県富山市と福井県大野市である。
富山市ではJRが撤退した路線をバリアフリーの路面電車として再生、住民の利便性を図り利用も拡大して新会社も黒字経営という富山港線を視察。また大野市では景観保全のための建物改装などに補助金をだし、歴史ある町並みを保全して観光のまちづくりを進めている。どちらの市も地域独自の取り組みとして評価され、全国からの視察も多いという。常総市で同じ取り組みは難しいが、地域にあった独自の取り組みを考えたいものである。
大野市に行く途中、勝山市にある越前大仏を見学した。この施設、多田清翁という人が私財360億を投じて建設したという。しかし現在は訪れる人もまばらで、まさにバブル時代を彷彿とさせるものがあった。そしてこの人、大野市になんと20億円を小切手で寄付したという。世の中にはすごい人がいるもんだねぇ。
(写真は大仏が安置された建物と町並みを見学する建設委員会のメンバー)
● その他
9月 6日、鬼怒中学校運動会。 15日、高齢者福祉大会。 21日、三妻小学校運動会(あいさつ)
24日、議会運営委員会。永年勤続(25年)議員表彰祝賀会(中村安雄議員、倉持泰仍議員) 10月 5日、慰霊祭。 8日、常総衛生組合議会。
14日、情報化推進委員会。 24日、常総衛生組合監査、水道審議会。