● 6月18日 農地パトロール
農業委員会では毎月、班毎に別れて該当地域の案件の調査会が開かれる。私は2班に属しているが、2班は三妻・五箇地区がテリトリーの班で、
この日は調査会の後、地区内の農地パトロールが行われた。
農業委員会では優良農地の確保と有効利用ということを大きな目標に掲げている。今日世界の食料は地球温暖化(異常気象)の影響や穀物の
バイオエタノールへの転用などで、供給逼迫の状況にあり、価格の高騰に見舞われ苦闘している国も多い。振り返って日本では、依然として
米あまりの状況が続き、生産調整の拡大が求められる中、耕作放棄地の拡大ということがもっとも懸念されている。耕作放棄によって荒廃した
農地はすぐに元には戻らないからだ。食料自給率39%の日本。中国等新興国の著しい経済成長。いつ戦後の食糧難の時のような状況にならないとも
限らない。農地を農地として維持することが不可欠の課題であることはいうまでもない。
(写真は粗大ごみが放置された地区内の畑)
● 6月30日 杉田市長の合同葬
先月20日に職務代理者を立て療養に専念していた杉田市長は去る6月14日容態が急変し、ついに帰らぬ人となった。ご冥福をお祈りしたい。
杉田家では21日通夜、22日に密葬ということだが、本葬儀は常総市、常総市議会、杉田家の合同葬とすることとなり、この日常総市民会館に
おいてしめやかに葬儀が執り行われた。葬儀は現職市長ということもあり、地元選出国会議員をはじめ県議会議員、県内の市町村長、市議会議長、
地元関係者や一般参列者など、ほぼ市民会館がいっぱいになるほどであった。
合併後の初めての市長選で当選し、就任1年で逝去。本人もさぞかし残念であったことと思う。常総市にとっても合併直後の難問山積時に
トップリーダーを欠いたことは不幸なことである。行政に空白期間は許されない。速やかに新市長を選出し、正常な状態に復帰することが求められ
ている。新市長を選ぶ選挙は7月27日告示、8月3日投票の日程で実施される予定。
● その他
8日、三妻地区消防後援会総会。 12日、青少年育成市民会議三妻支部総会。 22日、北京オリンピック壮行会。
26日、農業委員会総会。 29日、遠藤利前市長の叙勲祝賀会。