活動報告
定例議会、農地パトロール、杉田市長の合同葬

平成20年 6月
● 6月 4日〜17日   定例議会
  6月の定例議会は杉田市長欠席(長副市長職務代理者)のもとで行われた。私の5年間の議員生活の中で、市長のいない定例議会は初めてである。 今回の定例議会は補正予算の提案もなく、いくつかの専決処分の報告や条例の一部改正、請願・陳情などの案件が審議された。
  一般質問は9日から11日の3日間で12名の議員が質問に立った。私は8番で、2日目朝1番の質問となった。10時のベルがなり、「おはよう ございます」の挨拶からはじめる質問は気分のいいものだ。私の場合、質問の通告は議会招集日の朝が多い。この時間帯だと初日の午後、2時から 3時ぐらいの時間帯に当たることが多く、昼下がりの眠気の出る時間帯での質問が多いのだ。今回は答弁する監事の都合で2日目に調整する こととなったわけだが、2日目の朝1番で気合の入った質問となったように思う。質問内容は、1.茨城県国民健康保険団体連合会の職員による 公金着服問題について。2.当市における監査制度の現状と内部けん制組織の構築についての2つの質問を行った。(詳細は一般質問のページ)

● 6月18日   農地パトロール
  農業委員会では毎月、班毎に別れて該当地域の案件の調査会が開かれる。私は2班に属しているが、2班は三妻・五箇地区がテリトリーの班で、 この日は調査会の後、地区内の農地パトロールが行われた。
  農業委員会では優良農地の確保と有効利用ということを大きな目標に掲げている。今日世界の食料は地球温暖化(異常気象)の影響や穀物の バイオエタノールへの転用などで、供給逼迫の状況にあり、価格の高騰に見舞われ苦闘している国も多い。振り返って日本では、依然として 米あまりの状況が続き、生産調整の拡大が求められる中、耕作放棄地の拡大ということがもっとも懸念されている。耕作放棄によって荒廃した 農地はすぐに元には戻らないからだ。食料自給率39%の日本。中国等新興国の著しい経済成長。いつ戦後の食糧難の時のような状況にならないとも 限らない。農地を農地として維持することが不可欠の課題であることはいうまでもない。 (写真は粗大ごみが放置された地区内の畑)

  ● 6月30日   杉田市長の合同葬
  先月20日に職務代理者を立て療養に専念していた杉田市長は去る6月14日容態が急変し、ついに帰らぬ人となった。ご冥福をお祈りしたい。 杉田家では21日通夜、22日に密葬ということだが、本葬儀は常総市、常総市議会、杉田家の合同葬とすることとなり、この日常総市民会館に おいてしめやかに葬儀が執り行われた。葬儀は現職市長ということもあり、地元選出国会議員をはじめ県議会議員、県内の市町村長、市議会議長、 地元関係者や一般参列者など、ほぼ市民会館がいっぱいになるほどであった。
  合併後の初めての市長選で当選し、就任1年で逝去。本人もさぞかし残念であったことと思う。常総市にとっても合併直後の難問山積時に トップリーダーを欠いたことは不幸なことである。行政に空白期間は許されない。速やかに新市長を選出し、正常な状態に復帰することが求められ ている。新市長を選ぶ選挙は7月27日告示、8月3日投票の日程で実施される予定。

● その他
  8日、三妻地区消防後援会総会。 12日、青少年育成市民会議三妻支部総会。 22日、北京オリンピック壮行会。  26日、農業委員会総会。 29日、遠藤利前市長の叙勲祝賀会。


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