活動報告
定例議会、常総衛生組合議会
平成20年 3月
● 3月 6日〜26日 定例議会
3月の定例議会は予算議会とも呼ばれ、新たな年度の予算を審議する議会である。一般会計で203億円、国民健康保険等の特別会計で168億円、
全体で371億円の予算規模である。予算の審議では議長を除く議員全員によって予算特別委員会が結成され、全体の予算について審議される。
さらに詳細に審査するため分科会を設置、おのおの付託された事項を審査することとなる。私は建設委員会所属なので、予算特別委員会で予算全体の
審議、建設委員会で付託された案件の審議をより詳細に行ったところである。
今議会の予算案では、特別会計の老人保健が終了し、4月から新たに始まる後期高齢者医療の特別会計に制度が一新されたことが大きな特徴といえよう。
いろいろと議論のあったところだが、これからは県単位でこの制度が運用されることとなり、広域議会議員の選挙も行ったところである。いずれに
しても国会での決定によって地方の状況が左右されることはいうまでもない。今、ガソリンの暫定税率が廃止されるのか、道路特定財源が維持されるのか
一般財源化するのかということが焦点となっている。ムダな事業を見直すことは当然のことであるが、暫定税率の廃止や一般財源化によって、現在進め
られている圏央道の建設は予定通り進むのかどうか心配しているところである。必要な道路は作るというが、地元の意見ということではなくて、それこそ
首都圏にとって、圏央道こそ最重要課題の路線であることは異論の無いところではないだろうか。市でも今回企画費の中で、物流拠点整備及び企業誘致
計画策定委託料を800万円予算計上し、国道294号線に予定のインターチェンジ付近を今後どのように方向付けしていくのかという具体的な
取り組みが始まっている。今後の展開を注視したいと思う。
一般質問は11日から13日の3日間で16名の議員が質問に立った。今回初日は市内中学校の卒業式とぶつかった。いままでは議会優先と
言うことで中学校の卒業式には参加できなかったが、議運の中で、将来を担う子供たちのため地元の中学校の卒業式に来賓参加できるよう日程を
調整すべきではないかという意見が大勢を占め、午前中を休会とし、午後1時30分からの一般質問となった。私は9番で、1.IT推進の現状と
その投資効果について。2.平成20年度における米の生産調整についての2つの質問を
行った。(詳細は一般質問のページ)(写真は圏央道インターチェンジの予定地付近)
● 3月27日 常総衛生組合議会
この日、常総衛生組合議会が開かれ、平成20年度の一般会計予算案が審議された。予算の規模は6億4千7百万円で、歳入のほとんどは関係市町村の
分担金である。常総市は38.2%で23,500万円、守谷市6.3%、坂東市29.6%、つくばみらい市25.9%の負担割合だ。この負担割合は
均等割り10%、実績割90%で算出される。ただし実績は前々年度の実績である。
昨年は坂東市と常総市で、今年は守谷市とつくばみらい市でそれぞれ市議会議員の選挙があり、各市議会からの参加となるこの常総衛生組合議会も、4
市8名の議員すべてがこの1年間で交代となった。平成の大合併の直後だからしょうがないのかも知れないが、一般の市議会議員が広域組合の内容を
知る機会はほとんど無く、突然広域議会の議員となってしまうのが現実だ。事業の内容を理解するのに一定の時間が必要なことは言うまでも無く、
制度運営にももっと工夫があっていいのではないかと思うところである。
● その他
11日、鬼怒中学校卒業式。 19日、三妻小学校卒業式。 23日、三妻シルバークラブ総会。 27日、農業委員会総会。
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