活動報告
農委海外研修、議会運営委員会研修、都市計画審議会

平成20年 2月
●  2月 4日〜 8日   農業委員会海外研修
  農業委員会では毎月、参加予定者から1万円の負担金を積み立て1期3年に1度の海外研修を実施している。今期の任期も残すところ数ヶ月 となり、今までの積み立て金によって、今回はマレーシア・シンガポールの旅に飛び立った。
  成田から空路でクアラルンプールへ。翌日、王宮や独立記念碑を見学、午後には高速道路でマラッカへ。マラッカ海峡で有名な古都マラッカでは 、オランダ広場や東南アジア最古の寺院という青雲亭寺院を見学。その後、タンピン駅からマラッカ鉄道でシンガポールまで5時間の列車の旅で あった。この列車、タンピンでは20分近く遅れ、シンガポールの到着は1時間以上の遅れとなった。日本ではとんでもないことだがご当地では ごく普通のことという。時間の流れがゆっくりとしており、のんびりした暮らしぶりで、人の生活ってこちらのほうが良いのかもねと思ったり。
  シンガポールは日本の淡路島ほどの面積に400万人以上が住むという都市国家。こちらは圧倒的に多い華僑と最近増えているというインド人。 マレー人はいくらもいないということで、日本などとはまったく違った国家の歴史的背景を持っている。マレーシアと違って、こちらは結構 忙しい国のようである。他民族が同居する国を訪れると、民族や国家というものをあらためて考える機会を持つものだ。海外に行って日本を考える。 今回もアジアの他国を訪れ、思い出深い旅となった。(写真は古都マラッカの街とシンガポールのビル群)

●  2月14日〜15日   議会運営委員会研修
  市議会は各委員会や各会派の代表によって議会運営委員会が組織され、議会に先立ちまずこの委員会に議会の運営について諮られる。 私も2期目就任以来、この議運とよばれる10名の委員の1人となって参加している。 この議運では毎年1回視察研修というのを実施しているが、今年は千葉県の南房総市を訪れた。
  南房総市は平成18年3月に旧安房郡の6町1村が合併し誕生した新市である。合併して約2年、人口も4万5千あまりと常総市と大差ない市だが、 本会議をインターネット中継しているという。研修では南房総市議会議長をはじめ各常任委員会の委員長らが出席、 一般質問の一問一答方式などについて意見交換し研修したところである。本会議インターネット中継については、昨年12月に中継開始したということだが、 千葉県ではすでに13市議会がインターネット中継を実施しているという。当市でも情報インフラの整備とあわせ、早期実現を図りたいテーマである。 (写真は議場で中継内容を視察)

● 2月25日  都市計画審議会
  平成19年度第1回の都市計画審議会が開かれ、都市計画変更にかかる10件の諮問案件について議論された。従来の水海道都市計画区域は、旧谷和原 村を含むものであったが、つくばみらい市の誕生によって旧谷和原村区域を除外。旧水海道市があらためて水海道都市計画区域となった。
  市街化区域に指定されている中妻地区の市街化としてのインフラ整備の問題や、圏央道インターチェンジ周辺の将来をどのように考えていくか課題の 多い分野であり、地元議員としても大いに議論していきたいと考えているところである。

● その他
  1月19日、農委調査会。 21日、行政懇談会。 28日、議会運営委員会。 31日、農業委員会総会。


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