活動報告
農道視察、定例議会

平成20年11月・12月 
●11月18日   農道視察
  農業の生産インフラである農道の劣化が進んでいる。この原因として考えられるのが除草剤による土壌の劣化によって土がボロボロとなり、コンクリートによる簡易舗装の下側がスカスカになって しまうことに加え、近年の農業機械の大型化によってその重量が拡大し、簡易舗装の農道を破壊してしまうということが大きいのではないかと考えられる。
  地元の三坂地区では東部土地改良より早い時期にモデルケースとして土地改良に取り組み、すでに50年の月日が流れている。当時の農業を取り巻く環境とは大きく変化した今日、耕作条件を 整備しなければ農業の維持が困難になる時代を迎えているのではないかと思う。基本的には新たな土地改良に取り組み、土地利用の集積に対応する新たな生産基盤の構築が求められていると 思うが、現在の環境では地権者がそうした意欲を持つすべもない。
  将来の食料を取り巻く状況が非常に不透明な今日、農業を守り発展させることが大きな課題となっている。この日地元の劣化した農道を視察、緊急的な対応を執行部に依頼したところである。  (写真は三坂地区の劣化した農道)

  ●12月 4日〜18日   定例議会
12月の定例議会は一般会計で総額2億5千9百万円の補正予算が提案された。補正の内容には8月末の豪雨災害の復旧経費や原油の高騰に伴う需要費の追加計上などがある。それにしても昨年の豪雨はすごかった。これも地球温暖化の影響か台風でもないのに低気圧が肥大化、各地に大きな被害をもたらしている。常総市では床上浸水4件、床下浸水17件、道路の冠水、土砂崩れなど128件等々の被災があっという。被災者の方々にお見舞いの申し上げると同時に、早急な対策が求められている。
  一般質問は9日から10日までの2日間で13名の議員が質問に立った。私は5番で、1.農業の生産基盤である農地等の確保、保全への取り組みについて、2.「食」を取り巻く諸問題への取り組みについての2つの質問を行った。(詳細は一般質問のページ)
  また今回、石下庁舎の実施設計概要が提示され、5億5千万円の債務負担行為(複数年にわたる予算)の議案が提案された。石下庁舎については年明け早々に入札等を進め、平成21年3月議会で契約議決。平成22年4月の開庁を目指すこととなった。総事業費は付帯工事を含め6億円で、財源は合併特例債4億1千7百万円、庁舎等建設基金1億8千3百万円を予定している。 (写真は8月末の豪雨で翌日の朝になっても冠水したままの沖三坂地区の市道)

● その他
  11月 6日、市民文化祭(囲碁大会) 16日、上十家まつり。 27日、議会運営委員会。 12月全般 忘年会いろいろ。


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