活動報告
農委だより編集委員研修会、常総衛生組合監査、常総市防災訓練

平成20年 1月
●  1月23日〜24日   農委だより編集委員研修会
  市農業委員会では組織内に農委だよりの編集委員会を置き、年に2回の農委だよりを発行している。私も農業委員就任と同時にこの編集委員となり、 5年半にわたりこの農委だよりの編集にかかわってきた。編集委員会では毎年1回、1泊で研修旅行を実施しているが、予算も無くすべて 参加者自腹の研修会である。
  今回は、農業委員会系統組織が発行している全国農業新聞社を訪れ、全国的に評価の高い農業委員会の広報活動について 紹介していただくと同時に、広報誌の紙面づくりについていろいろとご指導をいただいた。この研修の中で、広報誌が大臣賞を受賞するなどの優秀な 農業委員会は、広報誌作成を事務局任せではなく農業委員自らが執筆・編集するという。当然のことだが、そこには紙面を構成する実績・活動の 背景があるということだろう。山形市農委の食農交流事業や、郡山市のアグリ体験学習など活発な取り組みがあってこそ広報誌が大臣賞を受賞できた ことは言うまでもない。
  2日目は横浜に立ち寄り、港湾労働組合の奥村芳明氏による「日本における輸入農産物の現状と課題」という講演を聞き、埠頭に野積みされた大量の ポリ桶に格納された輸入農産物の現場を視察した。(写真は野積みされた農産物と奥村氏)
  これらの山積みされた塩蔵野菜は、太陽の熱や風雨にさらされ数年を経てもまったく腐ら ないという。そしてこれらの農産物は、全国のそれぞれの産地に運ばれ、その土地の特産物「ふるさと食品」として出荷されるというのだ。 食料の6割以上を外国に依存し、特に近年は安い労働力に支えられた中国産の農産物の輸入が増加しているというが、残留農薬の問題も含め、輸入 食品の安全性について、よほど真剣に考えなければならない時期に来ているといえるのではないだろうかとあらためて考えさせられた。

● 1月25日  常総衛生組合監査
  常総市、守谷市、坂東市、つくばみらい市の4市で構成する広域の「常総衛生組合」の議員となり、この組合の監事となったことは以前に報告したとおり だが、この日、監事としてはじめての出納検査を執行した。昨年2期目の常総市議会議員となり、広域の「常総衛生組合」の議員となったわけで、 まだ1度も予算の審議には参加していないが、従来より、検査の執行は四半期ごとに行われているということで、今回平成19年10月から12月ま での検査を行ったところである。

●  1月27日   常総市防災訓練
  今年の防災訓練は「常総市立豊岡小学校」の校庭で実施された。茨城県西南部を震源とする直下型地震が発生、市内各所で家屋の倒壊や火災がおこり 多数の死傷者が出たという想定のもと、災害時における迅速・的確な防災活動が出来るよう訓練をするものである。
  当日は非常に寒い日であったが、豊岡小学校の児童、谷津・報恩時地区など地元住民の参加を得、水海道消防団をはじめとする関係諸団体の協力によって 整然とスケジュールどおりの訓練日程が消化された。むろん想定のような災害が無いことを願うばかりだが、起こりうる最悪の状況を対しての 十分な備えがあってこそ、いざという時の被害を最小限にとどめることが出来ると思う。参加者の皆さん大変ご苦労様で した。(写真は訓練中の模様)

● その他
  1月全般 新年会いろいろ。 6日、賀詞交換会。 13日、出初式。 17日、農委調査会。 26日、JAOB会総会。 31日、農業委員会総会。


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