活動報告
定例議会、情報化推進委員会

平成19年12月
● 12月 5日〜19日   定例議会
  12月の定例議会では、一般会計で1億8千万円、国民健康保険特別会計で2億9千万円などの補正予算をはじめ、農業委員の選挙定数問題、水道料金 の統一化問題、場外発券場建設反対に関する請願等について議論され採決された。
  一般会計補正では、広域消防一元化負担金の7千3百万円が減額補正された。これは旧石下地区が参加している西南広域消防から、常総広域消防へ 一元化を進めるために確保されていた予算である。本年4月に一元化するということにいったん決まっていたが、石下地区の反対もあり、一元化の先送り によってその負担金の減額補正となったものである。あらためて常総市の広域行政の参加のあり方の難しさが浮き彫りになったといえよう。
  農業委員の定数問題では、私も9月議会において一般質問し積極的にこの問題にかかわってきたところである。行政改革の流れの中で、定数削減はやむを 得ないところであり、選挙定数全体で20名となった。選挙方法については小選挙区が良いのではないかと提案してきたところだが、都市計画の線引きの ある水海道地域と線引きの無い石下地域は分けるべきだということで、割合は6:4、水海道12、石下8の定数による2つの選挙区で本年夏の選挙から 施行されることとなった。

  水道料金問題では、石下地区で値上げ中止を求める2276名の請願が提出されたが、同時に料金を統一するという議案があり、制度として一本化するこ とが望ましいという立場から、議案が採択され請願は不採択となった。ペットボトル1本(500ML)の水を120円で買う時代である。1立米240 円が高いか安いか議論のあるところだが、水道会計の財政状況もあり、将来にわたり安定的に水道事業の運営を図るためやむを得ない措置という判断が求め られたものと考えている。場外発券場建設反対に関する請願については、総務委員会に付託審議されたが、その趣旨を採択するという報告があり承認された。
  一般質問は10日から11日の2日間で12名の議員が質問に立った。前回の9月議会では質問者が20名であったが、今回は少なく3日間の日程が 2日で終了した。私は3番で、1.幼児教育・保育の現状と今後について、2.教育現場の問題と教育委員会の取り組みについての2つの質問を 行った。(詳細は一般質問のページ)(写真はリニューアル中の相野谷浄水場/市の水道課・下水道課がある)

  ● 12月18日  情報化推進特別委員会
  常総市議会において情報化推進特別委員会が発足し、市内全域に光ファイバーによるブロードバンド環境を早期に実現しようという活動が再開したことは すでにトピックスでお知らせした通り。この日はNTT東日本茨城営業部の部長を招いて県下の状況を尋ね、当市全域のひかりサービスが早期に 供用されるよう申し入れたところである。
  茨城県下では都市部からBフレッツの提供エリアが急速に拡大、当市においても水海道旧市街地および 南部方面はすでに供用、また石下東部地区がまさに今月からサービスが開始される中、地元の中妻地区ではADSLさえもまともにサービスが受けられ ないという状況にあり、市街化区域でありながら情報インフラの過疎地となっている現状に対し、いきどおりすら感じているところである。三坂局にお いてはADSLのサービスにおいても長年放置されてきた経過があり、またしても三妻地域が置いていかれるのではないかという思いもあって、強い口調 での申し入れとなった。
  また、常総市においても市長名で「常総市全域における光ファイバーサービスの早期提供について」の要望書を東日本電信電話株式会社 茨城支店長宛に 提出した。早期実現を望みたい。

● その他
  12月全般 忘年会いろいろ。 1日、維持管理組合の決済承諾。 27日、農業委員会総会。


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