活動報告
会派研修、茨城農業改革推進大会、圏央道建設計画説明会

平成18年 8月
● 7月12日〜14日  会派研修で北海道
  今年の会派での行政視察は、北海道の釧路市と世界遺産に認定された「知床」を2泊3日で訪れた。往復の航空便を ツアーに便乗したため、料金は個別に行くより安かったが、出発時間は早朝、帰りは最終便ということで、12日朝 4時40分から14日午後12時までの長い長い3日間であった。
  釧路市も昨年10月に阿寒町・音別町と合併し、人口19万人だが面積は1362平方キロと、常総市の10倍以上という 全国でも有数の広大な行政面積を有している。さすが北海道という感じで、有名な釧路湿原を訪れたがその雄大な大自然に 魅了された。ここでは、昇雲台斎場という市で運営する近代的設備の斎場を見学した。さらに「知床」は世界遺産と なるにふさわしい自然をもったほとんど人の住んでいない所で、車で移動した羅臼からウトロまでの山道での景観。ウトロ 港から知床岬までを往復する観光船による海から見た景観。ともに絶景とも言うべきすばらしさあった。ただ、岬の 先端まで行くと、その向こうにはこんなに近いのかという感じの、本来わが国固有の領土である北方領土の国 後島が見えた。まさにここには厳然とした国と国との国境という国際政治の現実がある。
  (写真は知床岬と阿寒湖アイヌコタン)

● 7月21日  茨城農業改革推進大会
  消費者のベストパートナーとなる茨城農業を目指そうと毎年開催されている「茨城農業改革推進大会」今年は先ごろ 合併して市となった神栖市で行われた。大会では「買ってもらえるモノづくりを目指して」と題したパネルディスカッ ションがあり、県内各地で先進的な取り組みを行っているパネラーがそれぞれの体験を発表した。
  常総市からは農業委員を中心に20名程度の参加であった。しかし、神栖って遠いなぁ。距離的には北茨城や大子の 方が遠いのだが、高速道路のおかげで時間はかなり短縮している。たぶん時間的には県内で最も遠いのが神栖市では なかろうか。県西からの参加者は大会よりも帰りの時間が心配なほど遠い開催地であった。食堂で昼食の時、配膳の おばさん「常総市ってどこ?」って聞くから、「前の水海道と石下だよ!」って言ったら、「水海道?石下?」・・ だめだこりゃ。

  ● 7月26日  圏央道建設計画説明会
  首都圏中央部から半径40kmから60kmの位置に計画されている圏央道。この建設には地元ばかりでなく、都心部の 交通渋滞緩和にも寄与するのではないかと大いに期待されている。いよいよ来年、国道294号とのインターチェンジ が予定されている三妻地区の土地買収が始まるというが、東部土地改良区内の大型農地転用ということもあり、 農業委員会で圏央道建設計画説明会が開かれた。全線の開通予定は平成24年度ということだが、具体的に土地買収や 工事に入ってくると、周辺道路状況の変化や農業用水の問題等々、様々な問題が浮き上がってくると思う。会議でもいろいろな 心配が質問されたが、いよいよ本番になってくる。予算の関係が厳しいので4車線計画のうち、とりあえず2車線で 全線開通を図った後、徐々に車線を拡大するという。問題を1つ1つクリアーしながら早期に実現して欲しいものである。

● その他
  7月 2日、三坂地区・江連下水の草刈り視察。 11日、坂東市議会との野球交流試合および懇親会。 19日、 農業委員会調査会。 31日、農業委員会総会並びに暑気払い。


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