活動報告
農政講演会、情報化促進委員会、会派研修

平成17年 8月
● 8月 5日  農政講演会
結城地域(結城市、水海道市、八千代町、千代川村、石下町)認定農業者の合同研修会が千代川村の中央公民館で 開かれた。農業の問題は私のライフワークでもあり、また水海道市農業委員の結束一穂氏が事例発表をするという ことで、市内の認定農業者と一緒にこの研修会に参加した。研修会では、舘本勲武氏による「健全な農業が国を救う」と いう非常に参考になった講演があった。まず、食が重要になった時代背景とともに、今日、世界に例をみない高齢化 社会を迎えている日本で、「土と水の健康なくして日本人の健康はない」と日本農業再生の必要性が熱く語られた。 そして、21世紀は「健康と環境」がすべての国家と企業のキーワードだという。小子高齢化の時代を迎え、破綻しつつ ある健康保険や年金の問題等、大きな政治課題として様々な議論がなされている今日、健康寿命という考え方や、健康な 長寿は食が担っているという内容には確固とした信念と展望があり感銘を受けたところである。
  また結束氏は、「低コスト化による高品質米づくりを目指して〜疎植栽培の取組み〜」と題した事例発表を行った。 疎植栽培とは、坪あたりの植え付け株数が50株以下の栽培で、株間は22〜30cmになる。それでも収穫に 差がなく、苗が少ない分、育苗や田植えの省力化が図られ収益の向上につながるという。見事な事例発表であり、今後の 地域での展開に期待したい。(写真は出番を待つ結束氏)

● 8月10日   情報化促進委員会
水海道市にも光ファイバーによる本格的なブロードバンド環境を実現しようと、市商工会情報化促進委員会が設置された。 また議会でもこの問題に取り組むため、議会内に水海道市情報化推進特別委員会が設置され、私も副委員長を務めることと なった。そして議員の代表として、市商工会情報化促進委員にも就任した次第である。 10日の会議では、NTTとTEPCO(東京電力)の2社を呼んで、水海道における光ファイバー設置についての 条件等を含めた提案を聞いた。今後、業者の選定を初め、速やかに問題をクリアーして、早期に本格的なブロードバンド 環境を実現したいものである。
  ところで、我が三妻地域では未だにADSLのサービスも供用されていない。この問題については、私が議員になった 当初から一般質問等でも取り上げてきたところだが、本年12月1日より、やっと三坂局においてもADSLのサービス が開始されることとなった。なんかワンテンポ遅れているんだよなぁ。あ〜あ。

● 8月24、25日   会派研修
政真会では17年度の研修先を小田原市役所とし、8月24日、台風の動きを横目で見ながらの出発であった。 小田原市では、行政資源(ヒト、モノ、カネ)を効率的に配分しようと、市民満足度重要度調査を行っている。 また、平成13年に小田原市行政改革大綱を定め、平成14年に民間から行政改革のアドバイザーを全国公募、 「市民満足度の高い成果志向の行政運営を行うため、民間経営の発想などを取り入れた大胆な行政改革を推進」 しているという。
  小田原市は人口も約20万人あり予算の規模も大きく異なるので、同じようにとはいかない点も多々あると思うが、 行政改革を進める取組みにはおおいに啓発されるものがあった。今後水海道市においてもおおいに議論しなければ ならない課題も多く、意義ある研修であったと思う。また、研修後は箱根に1泊。懇親会で派内の懇親を深めた。 (写真は小田原市役所玄関で)

● その他
  8月 4日、農業委員会(新旧農業委員の歓送迎会)  18日、第1回水海道市情報化推進特別委員会 & 農業委員会調査会。  29日、市商工会情報化促進委員会。


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