● 10月12日〜14日 文教厚生委員会の視察研修
先進市町村の行政視察は毎年1回、委員会ごとに行われる。所属委員会は2年ごとに決められるが、私は2年所属した
総務委員会から、本年6月、文教厚生委員会に移籍した。移籍後初の視察である。
視察案件も文教厚生委員会ということで、社会福祉及び社会保障に関する事項で、@介護保険制度について、A子育て
支援対策について、である。
山形県尾花沢市では、介護事業モデル事業として、高齢者筋力トレーニング事業を実施しているとの事でいろいろと
話を伺った。筋トレのための機械をいろいろ買ってトレーニングし、要介護認定者を減らそうということのようだが
指導員の確保や、要介護認定者を筋力トレーニング事業に参加させる困難さなど、課題も多いようであった。
宮城県古川市では、子育て支援対策である。水海道市の出生率は、全国平均の1.29だが、古川市では1.67
ということで、全国的にも特筆する市である。子育て情報満載のホームページ「子育てネット」など、いろいろ努力は
されていると思うが、どうも高出生率の最大原因は、古川市を取り巻く過疎の村々からの若者の流入による様だ。
古川市は来年3月、近隣の6町(鳴子町等)と合併し、大崎市となるらしい。圧倒的に大きな市でありながら他の
町に配慮し、古川の名を捨て大崎市としてのスタートになるという。過疎の地域を吸収すれば当然出生率も下がる
であろうし、問題も多いようで、しばし合併の論議に花咲いた。
(写真は文教厚生委員会のメンバーと地元の猫)
● 10月26日〜29日 海外視察(韓国)
議員報酬の中から毎月1万円を1期に1度の海外旅行のために積み立てている。2年目か3年目あたりに実施するのが
恒例のようだが、こん回皆でいく話はどうにもまとまらない。そこで1部の参加者で近場の韓国に行くことになった。
私もその昔、海外農業事情視察派遣協議会という組織に参加し、24歳の時初めて外国(ヨーロッパ7ヶ国)を訪れた。
そして29歳のとき、ドイツのハノーバメッセ(日本の幕張メッセのようなもの)にコンピューターの視察で訪れるなど
したが、アジアの国々にはあまり縁が無く(45歳のとき中国、今年の春タイに行く)、韓国は始めての訪問であった。
南北を分断する休戦ライン(38度線)の板門店を訪れる。あぁ、この国はまだ戦争が終わっていないんだぁと思った。
そして高層ビルの建設ブームともいえるソウル、プサン、将来あの北朝鮮と本当に統一できるんだろうか。また、出来たとし
てもその重荷に耐えられるのだろうか。この国の将来は本当に大変だと他人事ながら思わずには居られなかった。そしてこの国、
まさにコピーの国である。有名ブランドの偽物商品がいたる所で、半ば公然と売られている。南では偽物商品だが、北では
お札まで偽物を作ってしまうのだ。これって国民性かねぇ。(写真は建設ラッシュのプサン市街)
● その他
10月 2日、水海道市遺族会戦没者慰霊祭。 8日、石下町議会議員との行政懇談会。 19日、農業委員会調査会
ならびに農地パトロール。 23日、県西南地区消防大会(水海道市が当番で12市町村の消防ポンプ操法競技大会)
およびNTTのADSL事前打ち合わせ。 20日、石下町町長個人演説会。 25日、合併政策特別委員会。