● 11月13日〜14日 農業委員先進視察研修会
合併して37名となった常総市農業委員会。全体での研修会は初めてのことである。今回は29名の参加で東京の大田市場と千葉県鴨川市の大山千枚
田を訪れた。大田市場では茨城農業改革を推進する茨城県農産物販売促進東京本部の職員が市場内を案内説明してくれた。茨城県は全国有数の農業県と
して、農産物販売高で北海道に次ぐ全国第2位の位置を、お隣の千葉県や鹿児島県と常に争っているという。東京中央卸売り市場での販売金額では
平成17年度は2年続けて千葉県を抜いて第1位ということであった。がんばれ茨城農業である。
大山千枚田については、この春にも訪れたところである。そのときは田植えの準備の頃であったが、今回は稲刈りも終え、また
来年の多くの訪問農業者を待っている静かなたたずまいであった。宿泊はニュー小湊ホテルで水海道、石下の委員相互に酒を酌み交わしながら
懇親を深めた意義ある研修会であった。
しかしそれにしてもアクアラインの開通で房総半島も近くなったものである。さらに木更津から成田をまわる圏央道が着々と工事が進んでおり、
圏央道開通の折には茨城県からの房総半島は日帰りコースになってしまうなぁと驚きやら感心するやら。
(写真は農業委員会のメンバーと鴨川市大山千枚田にて)
● 11月22日 県総合計画講演会
茨城県ではこれまでも5年ぐらいの間隔で総合計画を作成、実行してきた。平成18年度から平成22年度までの5年間は、「元気いばらき戦略プラン」
という新茨城県総合計画が作られている。この計画について、県の企画部長を招き講演会が開かれた。参加者は市の執行部、市議会議員、幹部職員である。
会では「元気いばらき戦略プラン」の2つの基本姿勢、@茨城の資源や潜在力を磨き活用する。A県民が主役となってこれからの”いばらき”を共に創る。
そして3つの目標、@活力あるいばらき。A住みよいいばらき。B人が輝くいばらき。に向かって、目標実現のための8つの重点戦略についてに
説明であった。
会の後、質問の時間がとられたが、なんと言っても常総市にとって、活力ある地域社会を作っていくためには、圏央道の早期開通が望まれるということで、
平成24年度の全線開通を目指すといいながらも県の予算の関係でその計画に遅れが出ることのないよう、しっかり進めてもらいたいという
注文が相次いだ。重ねて圏央道の早期開通を望みたい。
● その他
11月 1日、商工会情報化促進委員会(光ファイバーネットワーク誘致活動にピリオド。) 17日、農業委員会調査会。農地パトロール。
30日、農業委員会総会。