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「 断捨離 」  2012年 3月


 クラター・コンサルタントを自認する「やましたひでこ」氏が「断捨離」という本を著して売れている。 やたら難しいタイトルの本で宗教関係でもあるのかと思ったが、なんと片づけ術の本であった。「断」=入ってくる要らないモノを断つ。 「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる。こうして「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私。を実現できるという。

  たしかに私たちは、様々なモノに囲まれて日々の生活を送っている。そのモノの中で大きな位置を占めているものが着るもの(服等)であろう。 昔、着たものでもう2度と着ることはないであろうと思われる服でも、着ていたころの思い出などのしがらみでなかなか捨てられない御仁もおおい のではないだろうか。「自分の始末」を著した作家の「曽野綾子」氏によると、彼女のお母さんが亡くなられたとき、普段着が5組、下着類が5組 程度の持ち物であとはみんな自分で始末してしまっていたという。見事な自分の始末である。

  還暦となって私も、モノの片づけを通して心のガラクタをも整理。これからの人生を清々生きたいものだと捨てることにこだわることにした。 まず体型的に着られない服はもちろんのこと、2度と着ることはないと思われる服等はすべて捨てることにした。ガラクタをどんどん捨てる ことによって、本当に心のガラクタも整理できることを実感している。私の場合、断捨離で難しかったのは「本」である。2度と読むことがないであろうと 思われる本でもなんとなく愛着があり、捨てられないのだ。しかし、どんなものでもしばらく保存しておいて、結局は捨てるというのが現実である。 読んだ本のタイトルだけをノートに記録、例外を認めない「断捨離」を実行したいと思う。

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